NISAで投資すべきもの(アメリカへのインデックス投資)
今日のテーマは来年から新制度が始まることで話題のNISAについてです。
筆者は以下のように課税口座とNISA口座を使い分けています。
課税口座での取引
- 短期売買
- 日経連動(ブルベア)ETF
NISA口座での取引
理由
1.長期保有
NISAの非課税枠には限りがあるため、短期的に細かく売買するとすぐに上限に達してしまいます。
現行NISAでは5年間(新NISAでは無期限)という長い期間保有して、大きく値上がりするであろう右肩上がりの商品をNISAで買うことが、最も節税メリットを享受できると思います。
2.右肩上がりの成長が望めるもの
筆者は日経連動(ブルベア)ETFの短期的な値上がりを利益にしているものの、日本経済には中長期的な成長は望めないと考えています。
何なら中長期的な成長が望めるか?それを考えたときに最も適切なのが、アメリカ経済(=インデックス投資)だと思っています。
アメリカ経済への投資は円建て、ドル建てが選べますが、日本円資産に偏っている方はリスク分散の観点からドル建てがおすすめです。
投資信託かETFかはお好みなのですが、筆者は自分のペースで売買できるETFが好きです。
NISA口座の証券会社の選び方
ドル建てでアメリカ株ETFを購入することを前提にすると、以下2点を考慮する必要があります。
1.米国株の売買手数料が低いこと
→0.495%
2.両替手数料が低いこと
住信SBIネット銀行で外貨預金として両替すると、1ドルあたり6銭と手数料が格安です。
住信SBIネット銀行→SBI証券に米ドルを入金することで株式やETFを購入することができます。
ブルベア番外編(米国ETF)
米生産者物価指数、予想上回る前月比0.7%上昇-6月以来の大幅 - Bloomberg
予想上振れのため利上げの継続懸念から、10年債利回りが上がり、ドルが買われ、株価と金先物は下がりました。
筆者所有の米国ETF
日経ブルベアでは結果が出せているものの、米国ETFは塩漬け状態だったりもしますが、ご紹介だけ…
株式インデックス系
- SPXL(S&P500のブル3倍)
- VT(全世界)
債権系
- TMF(20年超国債ブル3倍)
※利回りと逆相関のあるETFです
商品系
- NUGT(金鉱株ブル2倍ETF)
※利回りと逆相関のあるETFです
もうお気づきですね、VTを除いてDirexion社のブル型ばかりです。
昨日買ったETF
昨日はTMFとMUGTをナンピン買いしました。
利回りの上昇は比較的終わりが見えてきたのでは?と考えているからです。
株価はリセッションがまだ来るのではとも思うので、まだ今年は買い増ししていません。
(感想)アメリカCPI発表
米CPI、1月は前年比+6.4%に鈍化:識者はこうみる | ロイター
日本時間昨夜、アメリカの1月CPIが発表されましたね。
12月より下がったものの、少し予想よりも上振れという結果でした。
市場は雇用統計に続くネガティブサプライズに警戒していたようですが、日米ともに株価も大きくは動きませんでした。
私のように日経連動ETFの浮き沈みをお金にしている身としては、サプライズがほしかった。
2月に入ってから27,500円前後の狭いレンジで行ったり来たりなので、ほとんどトレードできていません。
上下どちらでもいいので、レンジ抜けに期待です。
fire後の税金対策を考える その1
今日は税理士ユーチューバーさんの動画を見ていて衝撃を受けました。
またしても税金について書きます。
まずはびっくりした点からお話ししますね。
特定口座(源泉徴収あり)で取引している場合、確定申告で株トレードの収入を申告しなければ、所得とみなされない
それによってどんなメリットがあるかと言うと…
- 株トレード収入があっても扶養に入れる
- 国民健康保険料(所得割額)の算定時に含まれない
配偶者が会社員(や経営者)の場合、fire後は配偶者の扶養に入るというのは有力な選択肢になりそうです。
シングルの方や、株トレード以外の所得があり扶養に入れない方は国保料の算定に含まれないことを活かしたいですね。
以前株トレードにおいて確定申告をしたほうがいいケースについて書きましたが、確定申告をすることにより所得とみなされてしまい、上記のようなメリットが受けられない点は要注意です。
(不安な点)
マイナンバーで株トレードの収入も国に把握されているので、いずれは確定申告の有無にかかわらず所得とみなされてしまう〈かも〉しれませんね。